こんにちは!
JDSA(日本災害救援活動士協会)
の吉田です。
前回お届けした防災ベーシック講座に引き続き、
防災レスキュー講座の模様をご紹介していきます。
防災レスキュー講座とは?
防災レスキュー講座とは?⬇
意識のない傷病者への心肺蘇生法や
AEDの使用方法、骨折や捻挫の応急手当、
止血の方法、火傷の応急手当、感染予防、
傷病者への回復体位など、
応急救護手当を施せる知識と技術を
習得する課程です。
詳しくは⬇
今回は女性の方が多く参加され、
笑いあり感動ありの活気のある講座となりました!
防災レスキュー講習の内容
■一次救命処置(胸部圧迫)
■一次救命処置(人工呼吸)
■CPRとAED想定練習
■回復体位
■緊急移動(簡易担架)
■応急救護手当の練習
その他、
◉感染予防対策
◉嘔吐物の処理法
◉要救助者の精神的ダメージ
◉救助者自身の精神的ダメージ
などなど。
職場などでAEDの使用法や、胸部圧迫
人工呼吸の経験はあっても
■胸部圧迫の途中で地震の揺れや津波が来たり
■人工呼吸をしながら消防に連絡したりなど
おそらく経験したことのないあらゆる
状況を想定した実地訓練を行いました。
1分1秒が生死を分ける
私達は救急の専門家ではありませんが、
要救助者にとっては1分1秒でも早く
苦痛を和らげたい
生命を守りたい
怪我や病気の悪化を防ぎたい
専門家にお任せするまでの時間少しでも
◉救命
◉悪化の防止
◉苦痛の軽減
を行い、「生命の手助け」をすることで
助かる生命の確率を上げることはできるはずです。
緊急の事態に遭遇したとき、
緊張や恐怖、不安で頭の中が真っ白になり
フリーズしてしまうことは誰にでも起こります。
しかし、
■救急隊への通報(119)をしてくれるだけでも
■要救助者や傷病者のそばにいてくれるだけでも
■周囲の人に助けを求めてくれるだけでも
1人の生命が救われるかもしれません¥。
勇気を出した行動が
救命の輪(手当ての連鎖)の最初の輪です。
1分1秒を争う「瞬間」に行動を起こせるためにも
緊急の事態を想定した体験を積んでもらえればと思います。
次回の防災レスキュー講習は、
2023年10月を予定しています。
自身の安全を守るとともに、家族や周りを
助ける存在へと一緒に昇華していきましょう!