「防災」と「減災」の違い、知ってますか?

こんにちは!

JDSA(日本災害救援活動士協会)
の吉田です。

運営している防災講座を
担当してくださっている馬場さんから

「防災」と「減災」の違いについて
メッセージを頂きました!


防災講座の詳細がこちら

「防災講座」と言ってしまっていますが
厳密には『減災講座』なのかもなのですが(汗)

防災と減災

僕は雑に言葉を扱ってしまっていたなぁ
という反省とともに、

それぞれにちゃんと意味合いがあることを
教えてもらったので!

「防災」と「減災」の違いについて
今日はお伝えしたいなと思います。

CONTENTS

防災と減災の違いとは!?

馬場さんから教えてもらったのは、

【馬場さんの回答】

減災と防災の違いは、

「災害が発生すること」「被害が出ること」を
前提にしているのか、していないのかにあります。

災害が起こることを前提とした減災に対して、
防災は災害そのものが発生しないようにする

または、災害が起きても被害が出ないように
するための備えや取り組み
のことです。

AI(ChatGPT)に聞いてみた

話題のAI、ChatGPTさんにも
防災と減災の違いについて聞いてみました。

(ChatGPTさん)

防災と減災は、
災害に備えるための大切な考え方です。

防災について

防災は災害が起きる前に、被害を最小限に
するための対策をすることです。

例えば、地震が起きた場合、私たちは揺れに
耐えるために、机の下に隠れたり、地震の際に
安全な場所に待機したりします。

家族や学校で話し合って、
どのような行動を取るか計画することが大切です。

減災について

一方、減災は災害が起きても
被害を少なくするための取り組みです。

具体的な例として、洪水が予想される地域では、
川の近くに住まないようにすることや
堤防を作ることが考えられます。

これによって、
洪水の被害を減らすことができます。

防災と減災は、いずれも私たちの安全を
守るために重要な考え方です。

学校や地域での防災教育や災害対策の
取り組みは、私たちが災害に備え、
安全に過ごすために欠かせません。

皆で協力し合い、
災害に強い社会を作っていきましょう。

そうすることで、
大切な人々や自分自身を守ることができます。

防災・減災の例え話

防災にしても、減災にしても災害に遭遇
した経験がないとピンと来ないかもしれないので。

僕なりに例え話を考えてみました。

僕たちの身体で置き換えてみると、

防災=予防

健康的な生活をしたり、
毎日うがいや手洗いをしたりして

そもそも風邪を引かないように『予防』する

減災=早期改善

熱が出たり、咳やくしゃみが出てきたので
風邪がひどくならないように

栄養のあるものを摂る、十分な睡眠を取る
などで早期改善(被害を最小限に)に努める

こんな感じでしょうか。

そもそも風邪を引かないようにする
→予防(=防災)


努めていても風邪を引いてしまった
→早期改善(=減災)


どちらも大切な要素であり取り組みですよね。

個人的な感覚では、
大きな災害はほとんどが自然の計らいで
起こってしまうものなので

『災害が起きる前提』=減災
で取り組んでおいた方が良い気がします。

災害が起きないに越したことはないのですが
阪神大震災を経験した僕としては

「地震、いつ来るかわかんねぇ」です。

減災前提で取り組んでおこう!

僕たちJDSA(日本災害救援活動士協会)
が開催している講座は

災害発生時の共助力向上を目指し
講座を開催しているので正しくは「減災」です。

【JDSA災害救援活動者認定講座】

いつ、何時起こるかわからない災害に対して

「被災してしまった時に、何ができるか」
事前に体験、経験しておく講座です。

ご興味ある方は、
ぜひ↑のページをご覧ください。

それでは!

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