こんにちは!
JDSA(日本災害救援活動士協会)
の吉田です。
前回お届けした防災レスキュー講座に引き続き、
今回は防災ハートフル講座をお届けしていきます。
防災ハートフル講座とは?
防災ハートフル講座とは⬇
避難時や避難所で介助が必要なお年寄り、
車いすを使用している人、目の不自由な人、
耳の不自由な人など、
さまざまな障害をもつ人たちをサポートする
介助知識と技術を習得する課程です。
詳しくは⬇
今回の講座ではかわいいちびっ子たちも
参加してくれました(^^)
防災ハートフル講習の内容
■車いす疑似体験
■視覚障害体験&介助者への対応
■聴覚障害体験&介助者への対応
■食事のサポート体験
■高齢者の疑似体験
重りのついたベストを着用したり
関節を固定して動けなくしたり
耳栓をして聞こえを悪くしたり
視野が狭くなるサングラスをかけています。
その他、
◉手話や点字
◉誘導、サポートの基本
◉機材、機器の使い方
などなど。
五体満足ではない状況、状態を
疑似体験することで。
相手の気持ちに寄り添う
相手の気持ちを体験する
相手の立場や状況を理解する
といった、
体験を通じることで
気持ちや精神の部分も体験する
講座内容となっています。
言葉を超えたコミュニケーション
災害時、五体満足な状態とそうでない状態では
動き方も対処の仕方も大きく異なってきます。
自らが身を以て少しでも介助者の方々の
状態や状況、そして気持ちを体験しておくことで
言葉を超えたコミュニケーションが
可能となるはずです。
これは災害時だけに関わらず、
普段の日常でも障害をお持ちの方や
高齢者の方との関わり方にも
関係してくると思います。
障害と一口でくくることはできず、
国際的には様々な定義があると言われています。
関わり、一緒に考え、思いを通じ合わせて
いくことが何よりの
「ハートフルな関わり」になると思います。
その第一歩として、
まずは身を以て体験する
ことが必要なのかもしれません。
次回の防災ハートフル講習は、
2023年10月を予定しています。
共に生きていく「共助の輪」を
一緒に広めていきましょう。